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Date:  Sat, 28 Jan 2006 01:00:14 +0900
From:  Satoru Matsumoto <satoru-m@msi.biglobe.ne.jp>
Subject:  [MekongWatch]カンボジア人権>人権活動家らへの告訴取り下げ
To:  news@mekongwatch.org
Message-Id:  <20060128003350.47F6.SATORU-M@msi.biglobe.ne.jp>
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メコン・ウォッチの松本です。

年始のニュースで、カンボジアの著名な人権活動家2人が名誉毀損で逮捕された
とお伝えしました。

http://www.mekongwatch.org/resource/news/20060105_01.html

その後、カンボジア国内外で批判が高まり、拘留された他の活動家とともに釈放
されました。

2006年1月24日のイギリスBBCニュースによりますと、フンセン首相は少なくとも
4人の活動家に対する名誉毀損の訴えを取り下げました。

4人の活動家とは、ジャーナリストのMom Sonando氏、組合のリーダーのRong
Chhun氏、それに人権活動家のKem Sokha氏とPa Nguon Tieng氏です。Kem Sokha
氏は、カンボジア人権センター (Cambodia Center for Human Rights:CCHR)
の代表です。

報道によれば、4人の逮捕の理由は、フンセン首相がベトナムにカンボジアの国
土を売り渡したと非難したことだということです。4人は、先週、アメリカの外
交官が訪れたあと、保釈されていました。フンセン首相は、4人から謝罪の手紙
を受け取ったため、訴えを取り下げたと言っています。

逮捕・拘留されいていたもう1人の人権活動家で、カンボジア法律教育センター
(Cambodia Legal Education Center:CLEC)の代表をしているYeng Virak氏に
ついては、先週保釈されたものの、訴えが取り下げられているかどうかはわから
ないということです。

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