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開催が迫っていますが、ビルマの開発と人権に関するイベントのご案内です。
タイとビルマを流れるサルウィン川のダム開発が現地の人々の生活や人権侵害にどのようにつながっているか、貴重な映像を観ながら考える会が今週末都内で開かれます。主催は上智大学の世界食糧デーグループです。
メコン・ウォッチでビルマを担当している秋元由紀が背景や現状について解説することになっています。ビルマや、開発と人権についてご関心をお持ちの方は是非お越し下さい。
なお、サルウィン川のダム開発については以下をご覧下さい。
サルウィン川ダム開発
日時: 6月29日(金) 18時〜
場所: 上智大学中央図書館8階 L-812会議室
講師: 秋元 由紀 氏
(米国弁護士/NPO法人メコンウォッチ・ビルマプロジェクト担当)
プログラム:18時 開会
18時05分 秋元由紀氏による解説
18時20分 「サルウィン川ダム〜未来を奪う電源開発」上映
18時45分 講演・質疑応答
■サルウィン川ダムとは?
ビルマ(ミャンマー)とタイの国境を流れるサルウィン川。東南アジアでダムのない川としては最長のこのサルウィンで、ビルマの軍事政権とタイの発電公社(EGAT)とが共同し、複数の大型水力発電ダムを建設する合意を結びました。すでに一部で建設が始まっています。このダム建設計画の周辺は、カレン・カレンニー・シャンなどの少数民族の人びとが多く居住し、軍事政権と武装民族勢力それぞれの支配地域が入り組んでいる地域でもあります。軍事政権によって少数民族の村々が焼き払われたり、略奪、強かん、殺人、強制移住や強制労働などの人権侵害が数多く報告されています。周辺のタイ-ビルマ国境では約14万人の難民がタイ側に流出し、多くの国内避難民がビルマ国内でとどまっている状況です。
サルウィン川ダムの建設が今後進むことによって、現地の国軍部隊が増強され、さらなる人権侵害、難民・国内避難民が生じることなどが懸念されています。
今回は現地の状況を取材したドキュメンタリーを上映し、このダム開発が現地の住民に何をもたらすのか、議論し考えたいと思います。
■上映作品
「サルウィン川ダム〜未来を奪う電源開発」 (2006年 Francois Keller / Febien Wohischlag 製作、スイス-フランス 22分)
2006年国際ドキュメンタリ映画祭(FIGRA)で国境なき記者団賞・青年審査員賞 受賞
参加無料・事前申し込み不要
主催:上智大学人間学研究室世界食糧デーグループ
連絡先:サリ研究室(人間学研究室内)
渡部(w.saori@gmail.com)