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カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの首相へ
CC: メコン河委員会評議会
メコン河流域各国への援助国
私は、メコン河本流に計画されている水力発電ダムへの懸念を表明するために、この手紙を書いています。これらのダムは、川の自然な流れや生物多様性、生態系など、川の環境と天然資源に影響を与えます。どうか、メコンの人々の声を聞き、川の流れを自然に保ち、数百万人の食料源そして収入源となっている貴重な資源を守ってください。どうか、電力需要を満たすための他のより良い方法を検討し、国境を越えた被害と抗争を起こさないようにしてください。
メコン河は脅かされています。カンボジア、ラオス、そしてタイの政府は今、メコン河本流に11の大規模水力発電ダムを建設することを検討しています。もしこれらのダムが建設されれば、主な魚の回遊路は妨げられ、川は劇的に、そして永遠にその姿を変え、数百万もの人々の収入と食料安全が危険にさらされます。
メコン河は地域の命の綱であり、文化遺産であり、守られるべきものです。どんな巨大事業よりも、メコン河の豊かな資源に頼って暮らす人々の生活と意見が優先されるべきです。最新の省エネ技術や再生可能エネルギー技術を使うなど、地域の電力需要を満たすためには、巨大ダムよりももっと良い方法があります。国境を越えたダムの影響によって起きる国と国との抗争は、より平和的な方法によって電力供給を保証することで避けることができます。
メコン河を守るために今、行動しましょう。メコン河が自然に流れることができるよう、カンボジア、ラオス、タイ、そしてベトナムの首相に手紙を書きましょう。
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