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!!! 第47回メコン談話室中止のお知らせ !!!
タイ・バンコクでは民主主義市民連合(PAD)の抗議活動で国際空港が閉鎖されているため、講師のアルパさんは来日を果たすことはできませんでした。このような不測の事態を受け、11月30日開催予定の談話室は中止させていただくことになりま した。ご理解のほど、お願い申し上げます。
メコン・ウォッチ
タイは日本と経済的つながりも深い国の一つです。日本の援助によって東部の臨海部に工業団地が整備されたのは1980年代から1990年代前半にかけてのことでした。その一部、石油化学工業の一大集積地として発展したマプタプット工業団地では、工場からの化学物質による水質汚染などが深刻となっています。最近では、地域でのガン患者の多発が見られるとも言われ始めています。また、南部のプラチュアップキリカン県ではタイの鉄鋼大手サハヴィリヤ・スチールインダストリー社が高炉を作る計画を持っています。ここでは、建設反対派と賛成派が衝突、死者まで出ている状況です。同社の主要株主は日本企業で占められています。今回のメコン談話室では、この2つの場所で環境調査を行っているランジット大学環境工学課長アルパ・ワンキットさんを話し手にお迎えし、みなさまと一緒に工業化したタイの公害について考えてみたいと思います。
*今回の談話室は有害化学物質削減ネットワークのご協力を得て開催いたします。セミナー「アジアと日本―化学物質をどう管理し、どう連携していくのか―」(11月29日開催)に関しましては、こちらをご参照ください。
http://toxwatch.xteam.jp/HP/gakushukai/index.html#081129