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【セーブ・ザ・メコン・キャンペーン】

メコン河は6000万の人々に食料を供給し、世界で最も生産性が高い淡水漁業の一つを支えています。公式の推計では、年間30億USドル以上の価値があるとされていますが、このような驚異的な数字も、河の本当の価値を表してはいません。漁業は、人々の栄養と食料の安全保障の中心にもなっているからです。世界各地の経験から、大規模なダムが漁業へ与える影響を緩和する方法はない、ということが示されています
>>漁業、食料安全、人々の暮らしについて詳しく知る(本文は英語です)

ダムのないメコン河には、アマゾン川に次ぐ、並外れた水生生物多様性があります。本流ダムを建設すれば、イラワジイルカ、メコン大ナマズなどの絶滅危惧種、そしてその他の数え切れない回遊魚が絶滅の危機にひんしています。こういった生態学的な財産を失うことは、地球規模の悲劇です。
 >>生物多様性について詳しく知る (本文は英語です)

メコン河本流の上流における中国のダム建設は、既に下流のビルマ、北タイ、北ラオスに深刻な環境問題を起こしています。魚類資源の減少と予想ができない水位変動は、下流の人々の暮らしを困難にしており、本流ダムが与える被害を示しています。
>>中国におけるメコン河本流ダムについて詳しく知る (本文は英語です)

メコン河本流で発電された電力の大部分は遠く、タイとベトナムの電力需要の高い都市に送られます。しかし、この地域の都市の電力需要は、エネルギー消費効率を改善し、近年の分散型エネルギー技術の革新を活用することで、もっと賄うことができるのです。新エネルギー技術への投資を推奨するような政策をとれば、メコン河流域各国の政府は、1950年代の技術である大規模水力発電時代を卒業し、持続可能で近代化した国を作り始めることができます。平和的な方法で電力供給を確保することで、ダムが与える影響に端を発する国境を越えた争いも避けることができます。
>>よりよいエネルギー改善策についてもっと知る(本文は英語です)

メコン河におけるダム開発の見通しは、影響を受けることになる川沿いのコミュニティ、市民グループ、研究者、ジャーナリスト、事業者、メコン地域および海外の一般市民の間で広く懸念を呼びました。メコン河は地方と都市の人口の両方を支え、地元の文化と伝統に密接に関わっています。ダム開発を行なえば、この地域の持続可能な開発の見通しは明るいものではなくなります。
>>これまでの活動についてもっと知る(本文は英語です)

メコン河委員会(MRC)は、本流における水力発電ダムの開発を、1950年代の昔から推進してきた歴史を持つ国際機関です。今日、MRCは、メコン河下流域の各国政府に支持され、世界銀行、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、フランス、日本、スウェーデンなどの国際的な資金援助によって維持されています。メコン河の持続可能な開発を推進する、という職務があるにも関わらず、MRCはメコン河の本流ダムが招いた危機に適切に対応することができませんでした。
>>MRCとメコン地域の援助国・機関についてもっと知る(本文は英語です)

ギャラリー:魚の回廊フーサホン(南部ラオス・チャンパサック県)[リンク:建設中]

 

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