ホーム > イベント > フィールドスクール > 日本のダム問題を考える <川辺川ツアー> 6/26-6/29
メコン・ウォッチでは、インターンの企画による川辺川ダム問題を考えるスタディーツアー(6/26-6/29)を開催します。現在参加者を募集中です。
また、6月17日に東京都内で事前勉強会を開催致します。
ご関心をお持ちの方は是非ご参加下さい。
―メコンの環境・開発と日本の経験をつなぐ
メコン・ウォッチが活動しているメコン河流域では、ダムの建設の社会・環境影響を巡って様々な対立が生み出されています。国家の発展だけでなく、地元の住民の生活を反映したよりよい開発を目指すには、調査や合意形成を行政・民間・市民が一体となって行っていく必要がありますが、利害の調整は困難を伴います。
翻って、ダム建設の長い歴史を持つ日本でも、多くのダムで建設を巡る議論が絶えません。その中でも、計画から40年経って建設が開始されていない熊本県・川辺川ダムの事例は、日本国内でもそうした合意形成が困難である点を物語っています。
今回のツアーはメコン・ウォッチの学生インターンによって企画されました。日本のダム開発の経験・現状を理解するために、川辺川ダム現地の見学、住民・行政からの聞き取りなどを予定しています。河川や途上国開発、地元住民の生活と開発などに興味のある学生の方々、NGOの方々を中心に、参加をお待ちしております。また、6月17日の勉強会のみの参加(無料)も歓迎します。
日本のダム建設の経験・現状を理解する
・ダム建設の物理的・社会的影響を理解する
・住民・行政の聞き取りを通して、利害調整や交渉の難しさを知る
6月26日(金)午前9時半羽田空港集合〜29日(月)夜羽田空港解散
・羽田〜鹿児島往復:航空便
・鹿児島空港〜現地:レンタカー・1〜2台程度(4日間)
50,000円程度(実費。交通費・宿泊・自然体験・謝礼含む)(昼食費等は別途、各自負担)
主に学生、その他関心のある人。定員15名。
・川辺川ダム開発・問題点について関係者の方による講演
・相良・五木村、八代、荒瀬ダム訪問
・住民の方からの聞き取り
・行政の意見聴取
・川辺川の自然を体験する(ラフティング) など
ツアー後に日本のダム問題とメコン流域のダム問題のつながりを考えるための勉強会やスタディーツアーも企画しています。
・メコン・ウォッチの機関誌「フォーラムMekong」上での報告
・10月のグローバルフェスタにてパネルで紹介
・第1回【6月17日19:00-】渡辺誠さん(川辺川東京の会)講演会
・第2回【6月第4週】ツアーの調査計画立案(住民・行政へ聞き取り)
・ 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会
お申込の際は、件名「川辺川ツアー参加申込」として、お名前・ご所属・ご連絡先(PCアドレス・電話番号)を、event@mekongwatch.orgにお送りください。〆切は6月15日(月)です。
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ(木口・大垣)
Tel. 03-3832-5034 Fax. 03-3832-5039
E-mail: event@mekongwatch.org