ホーム > イベント >
人びとの生物多様性 > 連続セミナー「人々の生物多様性」 第6回 アブラヤシ農園開発
vs. 在来ヤシ
連続セミナー「人々の生物多様性」
第6回 アブラヤシ農園開発 vs. 在来ヤシ
2010年の生物多様性条約COP10開催に向け、生物多様性の議論がかつてなく高まってきています。生物多様性を考えるとき、自然からの恵みを長年上手に利用してきた地元の人々の暮らしへの理解が欠かせません。この連続セミナーでは、アジアの農漁村、山村部に生きる人々とその生活を支える生物多様性、そして開発の現状をとりあげます。
第6回は、アブラヤシと生物多様性の関連に注目します。パーム油は食用油脂としてまた洗剤等の原料として、私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。しかし急速に拡大する農園開発により熱帯林が伐採され、住民の生活基盤が破壊されるなど大きな問題が指摘されています。一方で、インドネシアの農村では昔から人々が在来のヤシを上手に利用して暮らしてきています。
今回のセミナーではアジア太平洋資料センター(PARC)作成のビデオ「パームオイル 近くて遠い油のはなし」を上映し、制作担当者の小池菜採さんに解説していただきます。またインドネシアで在来ヤシを含む地域の自然資源、生物多様性を人々がどのように利用してきたのか、また、アブラヤシ農園開発はそれをどのように変化させる恐れがあるのかについて、現地で調査を行ってきた自然環境研究センターの笹岡正俊さんにご講演いただきます。
- 日時
- 2010年2月25日(木) 18:00〜20:30 (夕方開催です。ご注意ください)
- 場所
- 環境パートナーシップオフィス(EPO)
http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
最寄り駅: 地下鉄表参道駅出口B2(銀座線、半蔵門線、千代田線)から徒歩5分。渋谷駅から徒歩10分。国連大学右隣り。青山ブックセンターのある建物のB2階、青山通りをはさんだ向かいには青山学院大学。
- 参加費
- 1,000円 (主催団体の会員・サポーター、協力団体のスタッフ・会員は無料)
事前登録必要
http://www.gef.or.jp/form/index.htm
- プログラム(予定、敬称略)
- ◆ビデオ上映「パームオイル 近くて遠い油のはなし」(PARC制作、22分)
解説:小池菜採/PARCビデオ担当
◆ 講演「在来ヤシと生きる人々―森を作り、使う、インドネシアの知恵」
笹岡正俊/自然環境研究センター
※プログラムの内容は予告なく変更されることがあります。ご了承ください。
- お申し込み
- ○申し込みフォームから(推奨)。
http://www.gef.or.jp/form/index.htm
○または、下記ご記入の上、地球・人間環境フォーラムまで、
E-mailevent@gef.or.jp
または ファックス(03-3813-9737)でご送付ください。
・ご氏名
・ご所属(会社名など)
・部署:
・Tel:
・Fax:
・E-mail:
・希望する回:(例:第4回 等)
※ セミナーの結果を踏まえた、「人々の生物多様性に関する市民社会からのメッセージ」の策定を検討。
- 主催
- 国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、メコン・ウォッチ
- 協力
- IUCN日本委員会、WWFジャパン アース・ビジョン組織委員会、アジア太平洋資料センター(PARC) 、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、環境を考える経済人の会21(B-LIFE21)、国際青年環境NGO
A SEED JAPAN、気候ネットワーク、コンサベーション・インターナショナル、サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)
、サステナビリティ日本フォーラム 、市民外交センター、社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)、生物多様性条約(CBD)市民ネットワーク、日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)
、日本国際ボランティアセンター、日本消費者連盟、 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS) 、フェアウッド・パートナーズ、ラムサール・ネットワーク日本
- 問い合わせ先
- ・地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼(いいぬま))
TEL.03-3813-9735 FAX.03-3813-9737
E-mail: event@gef.or.jp
・国際環境NGO FoE Japan/メコン・ウォッチ(担当:満田(みつた))
TEL: 03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219