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ラオス南部、アッタプー県に暮らすオイ民族は山岳部から平地に移住し、50年ほど前から水田稲作を始めました。人びとは「ルム・パー」と呼ばれる、井戸のような穴を水田に堀ります。様々な工夫により、そこにはたくさんの魚が集まり育ちます。「ルム・パー」は魚が手に入りにくい乾季に、身近な環境からタンパク質を得る人びとの知恵なのです。
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3つの川を堰き止め、ラオス南部のボロベン高原上に2つの貯水池を作り導水、高原の高度を利用して発電するという大規模事業。発電した電気の9割はタイに輸出されます。ここで、2018年7月23日、補助ダムの決壊によりダム下流のアッタプー県で、71名の死亡者と7千名が家を失う大事故が起きました。韓国企業、タイ企業、ラオス国営企業の共同出資によって進められてきたこの事業には、日本の資本も関与しています。映像では、前半にアッタプー県の村の暮らしを、後半にダムの被害者の声を紹介しています。
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英語版 Two years ago, the Xe Pian-Xe Namnoy Dam collapsed, shattering the lives of thousands
東南アジアの内陸国、ラオスには豊かな森林が残っています。森は、人々の暮らしにも欠かせないものです。人々は、森から食料や燃料、そして薬を得ています。また、人々は森に精霊がいると強く信じており、その許しを得ながら持続的に資源を利用してきました。しかし、近年の経済発展を目指す政策や経済活動、特に植林が、森を敬う暮らしや多様性豊かな生態系に大きな影響を及ぼし始めています。この映像では、ラオスの多様な林産物利用と、ラオスの森を取り巻く現状をご紹介します。
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この映像はメコン河流域の多様な自然と人々の多彩な河川利用、そこでのダム開発の影響を人々の声を通してまとめたものです。タイの東北部を流れるムン川では、パクムン水力発電ダムの建設により漁業を中心とした暮らしが大きな変化を強いられています。流域の人たちは未だに、ダムの水門開放を求めています。20年以上の訴えがどうして起こったのか―この映像が、それを理解する一端になることを願っています。
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タイ語・英語字幕版 (Thai with English subtitle version)
タネは長い間、農家が自ら採取し家族や村の財産として子孫に受け継ぐものでした。しかし今や、どの国でも企業などによって大量生産された種を農家が買うことが当たり前になってしまいました。安定的にタネが供給されるようになった一方、世界各地でタネの多様性が急速に失われています。このような潮流の中、ベトナムの山岳地帯で暮らす「ムオン-民族」は、タネを自分たちの手で採り子孫へと受け継ごうという取り組みを始めています。
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メコン河流域の農村部で暮らす人々は、稲作等の農業だけでなく、森や川からの採取によっても生活の糧を得ています。森で採れるキノコや樹脂、川の魚、そして季節の水位変動を利用した河岸での農業などが非常に重要です。
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豊かな漁場を持つタイ・サムットプラカン県クロンダン区。ここに、ODAによって巨大な汚水処理施設が建設される事業が進んでいました。住民やNGOの調査により、不十分な調査や政治家の汚職などの問題が次々と発覚、2003年2月、天然資源環境大臣の凍結決定により事業は完成一歩手前で頓挫、プロジェクトは中止に追込まれました。現地で続く暮らしと2010年時の事業予定地の風景です。
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ラオス北部の山岳部に暮らす焼畑民、カム民族の暮らしには、自然資源利用をめぐる様々な知恵が息づいています。焼畑を営むカム民族の村の一年の記録を通じて、カムの暮らしと焼畑農業を取り巻く現状を紹介します。
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