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イベント>映像でメコンを渉る第2回 「ビルマ、軍政と人々」
メコン・ウォッチでは、これまで収集してきた映像資料や作成したドキュメンタリーを皆さまと一緒に鑑賞する会を定期的に開催していきます。第2回は、 ビルマ(ミャンマー)に関するいくつかの短編作品を、来日中のビルマの著名女性活動家キン・オーンマーさんと秋元由紀さん(ビルマ情報ネットワーク/
メコン・ウォッチ)の解説付きでご覧いただきます。皆さまのお越しをお待ちしています。
映像でメコンを渉る 第2回
ビルマ、軍政と人々
- 日時
- 2008年8月7日(木)18:30開場、19:00上映開始、終了予定20:30
- 場所
- メコン・ウォッチ事務所(JR御徒町駅と上野駅よりそれぞれ徒歩5分)
台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F(1Fがローソン)(地図)
※会場の場所が少々わかりにくくなっております。地図をよくご確認の上お越 しください。
- 参加費
- 無料
- 参加申込
- 事前にご連絡下さい。お申込みの際には、お名前、ご所属、緊急連絡先、メコン・ウォッチ会員の方はその旨もお伝えください。定員25名(先着順)。定員を超えた場合には、こちらからお断りの連絡をさせていただきます。
- 申し込み・問い合わせ
- (特活)メコン・ウォッチ(担当:木口)
Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039
E-mail: event@mekongwatch.org
Website: http://www.mekongwatch.org
-
- 上映作品
- (1)「平和を求めて―ビルマ国内避難民の現状―」約14分
(原題:"No Peace No Mercy: Internally Displaced People in Burma")
ビルマ東部で支配域を広げ開発事業を進めたい軍事政権は、民間人に対しても
軍事攻撃をしかけ、村ごと移住させ、過酷な労働を強制している。本作品は住 み慣れた土地を追われた人々に直接取材し、軍政による迫害の実態を明らかに
した。2001年に製作されたが、以来ビルマ東部の国内避難民の数はさらに増 え、現在では約50万人の国内避難民がいるとされる。(英語ナレーション、日
本語字幕つき)
(2)「サルウィン川ダム〜未来を奪う電源開発」約20分
(原題:Salween Dams: Power for Blood) (2006年国際ドキュメンタリー映画祭 国境なき記者団賞・青年審査員賞受
賞)
タイ・ビルマ国境を流れるサルウィン川は、チベット高原に発する全長2400キ ロメートルの大河。ビルマ軍政とタイ政府は共同でここに大型発電ダムを建て
ようと計画している。撮影班は建設現場のビルマ側に入り、ダム建設計画に脅 かされる人々の様子を撮影した。ビルマ軍の埋めた地雷で負傷した少年、厳し
い状況下で生き延びる国内避難民、そして彼らに最低限の物資を命がけで届け る救援隊の様子など、貴重な映像で過酷な状況下の人々の姿を伝える。(英語
ナレーション、日本語字幕つき)
(3)「サイクロン・ナルギス被害とその後について」(予定)
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)編、約9分
5月3日未明にビルマを襲い、13万人もの犠牲者を出したサイクロン「ナルギ
ス」。その襲来時の現地の様子や、生存者へのインタビューなどをまとめた映 像。(日本語字幕つき)
メコン・ウォッチには活動の中で収集した映像資料や、プロジェクトで制作したドキュメンタリーなどの蓄積があります。人々の暮らしを紹介したもの、社会・環境問題を取り上げた作品、研究機関の制作した資料など、作られた背景や内容、視点は様々です。これらは商業ベースにのる可能性が低く、一般の方の目に触れる機会はほとんどありません。メコン圏への理解を深めていただくため、これらの資料を生かして定期的に鑑賞会を開催していきます。
※この会では、上映作品の選定・準備をお手伝いくださるボランティアを募集しています。月に2回ほど事務所に集まっていただけることが条件です。ご関心の方はメコン・ウォッチまでご連絡ください。