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原発とわたしたち
エネルギー勉強会 連続セミナー
原発とわたしたち (2012/1/28, 2/11)
メコン・ウォッチでは他団体と共催で下記のセミナーを開催いたします。原子力発電の燃料や廃棄物の問題、日本からの原発技術の輸出について分かり易くお伝えする内容です。申し込み方法などは下記をご覧ください。ご参加・情報の拡散をお願いいたします。
原発に関心があるけれど、これまで情報を得るチャンスがなかった方々、是非を考える前に基本的なことを知りたいという方々にお勧めの連続セミナーです。マスコミがあまり報道をしない、原発の燃料をめぐる問題と状況、そして日本が原発を海外に輸出し始めていることに焦点を当てて学びます。原発の問題は、日本国内だけを見ていても解決しません。原発問題を広い視野をもって考えてみませんか。
第1回 原発、そもそもどこから?
そしてどこへ?
− マスコミが報道しない、原発のフシギ。
- 日時
- 2012年1月28日(土)13:00〜 17:00
- 会場
- 日本大学法学部三崎町キャンパス2号館2階221 教室
http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名
- 講師
- 細川弘明(京都精華大学)
- プログラム
2つの映像をみながら、京都精華大学の細川弘明先生がわかりやすく解説されます。(使用映像「ハード・レイン」、「原発、ほんまかいな?」共にアジア太平洋資料センター制作。)
3月に起きた福島第一原子力発電所の事故以来、原発の安全性についてはいろいろなところで議論されてきました。その中でも、原発事故による被害や事故発生の可能性は多くのマスコミも取り上げていますが、そもそも原発の燃料はどこから来て、使用後はどこに行っているのでしょうか。発電前後の過程は安全なのでしょうか。
この講座では、原発の燃料とそれが使用後にどうなっているのかを、映像を使いながらわかりやすくひもときます。「原発に関心はあるけれど、よくわからないんです」という方、オススメです。
第2回 差し上げます、「便利」と「安全」
(危険と不安のおまけつき)
− オールジャパンで原発輸出 ―
- 日時
- 2012年2月11日(土)13:00〜17:00
会場:早稲田奉仕園リバティホール
http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
- 参加費
- 無料
- 定員
- 80名
- 講師
- 田辺有輝(「環境・持続社会」研究センター JACSES)
満田夏花(FoEJapan、メコン・ウォッチ)
今、日本は原子力発電所の輸出を始めようとしています。まずは、ベトナムとヨルダン。日本での原発の新規建設や再稼働は議論になっていますが、海外であれば大丈夫なのでしょうか。この講座では、なぜ日本が原発を輸出することになったのか、そして輸出が予定されている国の状況などについて学びます。
講師プロフィール
- 細川弘明(ほそかわ・こうめい)
オーストラリア先住民族の土地権運動や環境知識について研究。ウラン採掘や核廃棄物処分をめぐる調査もおこなってきた。『MOX(プルトニウム燃料)総合評価』(七つ森書館)の共著者のひとり。映画『ジャビルカ』『ハード・レイン』の日本語版、『原発、ほんまかいな?』も監修。福島市での活動を中心とした「放射能除染・回復プロジェクト」にも参加。
- 満田夏花(みつた・かんな)
国際環境NGO FoE Japan理事。メコン・ウォッチ、政策担当。一橋大学非常勤講師。地球・人間環境フォーラムにおいて「開発途上国における企業の社会 的責任」、「国際金融機関の環境社会配慮」などの分野での調査・政策提言活動を行ってきた。2009年7月から現職。東日本大震災後、原発・エネルギー担当として、福島の被ばく最小化の問題に取り組む。
- 田辺有輝(たなべ・ゆうき)
1998年より国際青年環境NGO、A SEED JAPANの理事、2003年よりJACSESの理事及び持続可能な開発と援助プログラム・コーディネーター。2004年よりマニラに本部を置く国際NGO、NGO Forum on ADBの国際運営委員。
映像紹介
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ハード・レイン −パンドラの箱から降り注ぐ放射能
監督:デイビッド・ブラッドベリー 制作:アジア太平洋資料センター/PARC(日本語版)
福島をはじめとして、日本の原発でも使われてきたオーストラリア産ウラン。その産出現場やウラン鉱山をめぐるドキュメンタリー。
- 原発、ほんまかいな?
監督:鈴木敏明 制作:アジア太平洋資料センター/PARC
福島第一原発事故から半年──。
ウラン鉱山開発から核燃料サイクル、放射線の影響、原発労働、事故の影響まで、いま原発を考えるための情報が満載!“推進の理由”に、専門家とともに徹底的にツッコミをいれる“原発”ドラマ。
- 共催・協力
- 共催:(特活)アジア太平洋資料センター/PARC、(特活)APLA、(特活)アーユス仏教国際協力ネットワーク、(特活)開発教育協会(DEAR)、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、(特活)メコン・ウォッチ
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協力:(特活)FoE Japan、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、日本大学法学部佐渡友ゼミ
- 申込先
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お申し込みはネットからでもできます。
詳細情報も併せて、
http://www.dear.or.jp/getinvolved/e120128.html をご参照ください。
もしくは、お名前、所属、連絡先、参加希望回を開発教育協会 TEL 03-5844-3630、FAX 03-3818-5940、Email event@dear.or.jp
宛にお送り下さい。