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セミナー「熱帯林とパーム農園〜プランテーションは持続可能になり得るか?」
(2012年2月17日 東京ウィメンズプラザ視聴覚室 )
アブラヤシの実からとれるパーム油は、現在世界で最も生産・消費されている油脂です。日本での消費量は過去30数年の間に5倍と急増し、食用油脂、加工食品を中心にさまざまな製品に使用されています。パーム油は、インドネシアとマレーシアで世界の85%が生産され、熱帯林地域がアブラヤシ農園開発のために転換されています。プランテーション向けの土地利用転換は、東南アジアにおける、熱帯林の最大の脅威となり、地域によっては地元住民のとの土地をめぐる軋轢も生じています。
パーム油の持続可能な利用と生物多様性との共存については、「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」での議論が続けられていますが、「持続可能なパーム油」とは何か、熱帯林保全との両立はどうすれば可能なのでしょうか。今年度の現地調査や日本企業へのアンケート、ヒアリング調査の結果を踏まえ、考えていきたいと思います。
- 開催日
- 2012年2月17日(金)13:30〜16:30
- 会場
- 東京ウィメンズプラザ視聴覚室
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
- 資料代
- 500円(主催団体会員は無料)
- 内容 >> 当日の配布資料
- 1.総論「プランテーション開発と熱帯林」三柴淳一(FoE Japan)
2.「パーム油の基礎知識」桑野知章(幸書房)
3.スマトラ報告「小規模農園と土地紛争」中司喬之(熱帯林行動ネットワーク)
4.サラワク報告「先住民族への影響」峠隆一(フリージャーナリスト)
5.サバ・RSPO報告「グッドプラクティスの追求」飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)
6.アンケート調査結果報告「企業の認識と取り組み」根津亜矢子(地球・人間環境フォーラム)
7.まとめと提言 満田夏花(メコン・ウォッチ)
- 主催
- メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、サラワク・キャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク、レインフォレスト・アクションネットワーク日本代表部
- 申込
- 下記フォームからお申込み下さい。
https://pro.form-mailer.jp/fms/6ee1b20825955
- 問い合わせ先
- 特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ
担当:満田(みつた)
Tel: 03-3832-5034 Fax.03-3832-5039
※本セミナーは、地球環境基金の助成金により開催します。