ホーム > イベント > 講演会など>現地調査報告会「パーム油産業に潜む調達リスク〜 インドネシアとマレーシア・サラワク州の事例」 (2014.12.17)
世界有数の生物多様性の豊かさを持つ、インドネシアとマレーシアの熱帯林は今、消滅の危機にあります。
世界で消費されるパーム油の約9割は インドネシアとマレーシアで生産され、その生産現場では熱帯林の大規模な転換をはじめとする環境破壊や、先住民族との紛争、児童労働など深刻な問題が報告されています。
本報告会では、現地NGOの協力を得て実施した現地調査の結果と、環境・社会配慮なしにパーム油を使い続けることのリスクについて報告し、CSR調達と責任投資の課題を考えるための情報提供を行います。
1. アブラヤシ農園開発の違法性と環境・労働問題-インドネシアの事例から
(中司喬之/熱帯林行動ネットワーク)
2. マレーシア・サラワク州におけるアブラヤシ農園開発と先住民族の権利(仮)
(トム・エドワードソン/サラワク・キャンペーン 委員会)
3.世界のNGOによるパーム油関連企業のリスク評価
(川上豊幸/レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部)
メコン・ウォッチの「熱帯プランテーション問題解決のための取り組み促進事業」についてはこちら
http://www.mekongwatch.org/activity/Plantation.html