ホーム > イベント >【報告会】東北タイにおけるバガス燃料バイオマス発電所建設事業の環境社会影響
本年度実施した東北タイのバイオマス発電の住民生活への影響調査について、東京で報告会を開催します。資料の準備の都合上、参加ご希望の方は下記フォームからお申し込みください。
タイ政府は地球温暖化対策として民間による代替エネルギー発電を推進しています。有望視されているのは、農業の廃棄物利用によるバイオマス発電です。特に、サトウキビなどから製造されるエタノール生産の増強といった政策誘導により、増えることが予想されるバガス(サトウキビの搾りかす)利用への関心が高まっています。一方、東北タイの各地で、バイオマス発電所の建設に地域住民から様々な懸念、または事業反対の声があがっています。このセミナーでは、住民と企業が対立する事例での現地調査から、日本ではまだあまり知られていないタイのバイオマス発電をめぐる問題とその背景、住民生活への影響についてお話しします。(高木仁三郎市民科学基金助成事業)