ホーム > イベント >ウェビナー:ミャンマー真珠ビジネスの問題点 (2024.10.24)
2024年10月24日(木) 19:00-20:00
ミャンマーは、ヒスイ、ルビーなどの産地として知られていますが、南部タニンダーリ管区域では日本から持ち込まれた技術で真珠養殖も盛んに行われています。
2021年2月1日にミャンマー軍が未遂クーデターを起こして以来、ミャンマー軍により市民の殺害、恣意的な逮捕、拷問、子どもを含む民間人を巻き込む無差別の空爆などが続き、確認されているだけでも5800人以上が殺害され、全国では300
万人以上が避難民となっています。この状況にも関わらず、日本企業の関わるビジネスでミャンマー軍を利するものが存在します。
真珠ビジネスはその一つです。
ミャンマー真珠公社(MPE)は、ミャンマー軍の体制に違法に支配されており米国、イギリス、カナダから制裁を科されている国有企業です。そのMPEと、日本の株式会社TASAKIは、子会社を通じて取引を続けています。
メコン・ウォッチとミャンマーの活動家グループ、ジャスティス・フォー・ミャンマーは、TASAKIとTASAKIに出資する可能性のあるファウンテンベスト・パートナーズ(方源資本)とユニゾン・キャピタルに2024年6月11日付で書簡を出し、クーデター以降のMPEとの取引について問い合わせ、また、その取引を終わらせるよう求めました。この会ではTASAKIの事業の問題点を概説すると共に、クーデター以前に現地を取材して制作された映像を紹介します。是非、ご参加ください。