ホーム > イベント >講演会など > メコン河流域の持続可能な開発を検証する【転載歓迎】
ラオスのナムトゥン2ダム(1070MW、水没地450平方km)を通してメコン河流域の持続可能な開発を考えるセミナーのお知らせです。主催は日本環境ジャーナリストの会です。
昨年12月、国立環境研究所などが進めている『メコン河生態系長期モニタリングプロジェクト(MeREM)』の一環として、メコン・ウォッチはメコン河流域国の科学者とジャーナリストとともに、ラオスのナムトゥン2ダムを訪問しました。
ナムトゥン2ダムは、深刻な自然・社会環境被害と同時に社会的な便益にも疑問が持たれたため、10年以上にわたって論議を呼んできました。2005年に世界銀行とアジア開発銀行(ADB)が融資や保証を決め、日本の三菱東京UFJ銀行も融資しています。
メコン河流域開発のいわば象徴となったこの巨大ダム事業を、科学者、ジャーナリスト、NGOがそれぞれの視点から考え、メコン河流域の持続可能な開発について問い直してみたいと思います。
メコン河流域に集中するダム開発は本当に「持続可能な開発」か。科学者の視点、NGOの視点、企業の視点を踏まえ、タイ・中国・日本のジャーナリストが、開発の有益性や在り方を問題提起する。
【講演者一部変更のお知らせ及びお詫び】
講演を予定していたベトナム環境ジャーナリストの会副会長のホァン・クォック ・ドゥン氏が都合により急遽来日ができなくなりましたことをお詫び申し上げま
す。代わって、ラオスにおける村落支援に従事されてきた日本国際ボランティア センター(JVC)の川合千穂氏にご講演をいただきます。
日時: 2007年3月17日(土) 13:00〜17:30(13:15開場)
場所: 芝パークホテル 牡丹の間
〒105-0011 港区芝公園 1-5-10
アクセス:JR浜松町駅より徒歩8分
都営地下鉄浅草線/大江戸線大門駅より徒歩5分 都営地下鉄三田線御成門駅より徒歩2分
主催: 日本環境ジャーナリストの会(JEFJ)
プログラム:
13:30 開会
芦崎 治(JFEJ会長)
13:40 MeREMプロジェクトまとめと将来の環境保全
〜メコン河および流域においてどのような環境上の課題を抽出していくのか〜
渡邊 信 (MeREM、筑波大学大学院教授)
(MeREM:メコン河生態系長期モニタリングプロジェクト)
14:00 ナムトゥン2ダムの現況と持続可能な開発のための必要条件
松本 悟(メコン・ウォッチ代表理事)
14:20 アジアのジャーナリストからの報告
アンチャリー・コングルット(バンコク・ポスト記者)
14:50 現地で活動する日本のNGOからの報告
川合千穂(JVC/ラオス・ベトナム事業担当)
15:20 休憩
15:35 報告者によるパネルディスカッション
メコン河流域のダム開発プロジェクトは本当に持続可能か?
コーディネータ:保谷野初子/問題提起:まさのあつこ
17:30 終了
参加無料: 参加ご希望の方は 以下の参加申込フォームにてFax 03-3592-9737 もしくはemail: ask@jfej.orgまでお送りください。(お送りいただいた個人情報は本イベントの運営管理のみに利用し、終了後は消去します)
*17:30〜19:00まで同会場(桜の間)にて懇親会を開きます(有料)
問合せ先: 日本環境ジャーナリストの会事務局(担当:桜井典子)
(財)地球・人間環境フォーラム内
TEL:03−3592−9735 FAX:03−3592−9737
■参加申込フォーム■
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