メコン河開発メールサービス 2001年2月5日
ベトナム北部の山岳地帯に計画中のソンラーダム(3600メガワットを予定、住民移転は10万人規模と言われています)についての最近の新聞記事です。
THE SAIGON TIMES DAILY
Fepuary 1, 2001
(SGT-HCMC)ベトナムは北部のソンラー省にソンラー水力発電所を建設する巨大プロジェクトを推し進めるだろう。Khai首相はきのう2日間の閣僚会議の閉会で話し、その中で政府はできるだけ早期に発電所を開発する決定をしたと述べた。首相は閣議でプロジェクトへの資金源について簡単に報告し、またプロジェクトは影響を受ける家庭の生活改善を確実にする方法で実施されるべきだと述べた。
閣議メンバーはまた、プロジェクトが実施されれば、かなりな社会経済的利益をもたらすだろうと述べて、本プロジェクトの重要な役割を強調した。追加的な電力を供給するのに加えて、プロジェクトは洪水抑制、下流域の灌漑(乾季の中部や紅河デルタを含めて)、水運交通の発展、環境の改善、それに居住地域の再区分を助ける。プロジェクトはまた、ソンラーとライチャウ省が社会的経済的に更に発展する機会を作り上げるだろう。
社会経済状況について語ったKhai首相は、ビジネスに対する残余の障壁を取り除き、全てのセクターの企業がビジネスをすることを奨励し、経済活動に新しい命を吹き込むための数多くの手段の一覧を提示した。首相は、国営企業セクターは、国の補助金に依存するのではなく、自らの足で立つべきであると述べた。(以下省略)