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ベトナムソンラーダム>3600MW案を党に提出

メコン河開発メールサービス 2001年3月25日


ベトナム北部に計画されているソンラー水力発電ダム計画について、ベトナム政府はより巨大な3600メガワットのオプションを選んで党にお伺いを立てているということです。


ソンラー水力発電所は高ダムを選択

THE SAIGON TIMES DAILY

2001年2月16日

(SGT-HCMC)ベトナム政府は低ダムではなく高ダムとしてソンラー水力発電所を開発することを決めたと、ベトナム電力公社の幹部が発言し、産業省もこれを確認した。

この計画によれば、発電所はのべで3600メガワット(360万キロワット)の能力を持つことになる。

この計画は2月の初めにこの巨大プロジェクトについて議論するため政府がホーチミン市で開催した会合のあとで選択された。政府はこれを承認してもらうため、党の政治局に提出した。

計画投資省の数字が示しているのは、政府のこの計画は、2400メガワットの発電所建設計画やライチャウ省の他のプロジェクトとつなげてソンラー省に小さな発電所を建設するというものに比べて、電力の発電量という点でより実効性がある。

このプロジェクトはまた他の2つの計画よりも、洪水をコントロールし、下流の灌漑をより効果的に調整することができる。

ソンラーダムの貯水池は250億立方メートルの貯水量を持つことになるだろう。

(すでにある)ホアビン水力発電所の貯水池と合わせて、水量は合計で360置く立方メートルに達し、長期間にわたって下流地域での需要を満たすのに十分である。

しかしながら、3600メガワットの計画では他の2つに比べて多くの欠点もあり、その一例はより広大な土地をカバーしていることである。貯水池は4万4701ヘクタールの土地を水没させると見られており、これは2400メガワットの低ダムに比べて倍の広さである。影響を受ける人々の数も、7万2238人に対して9万6396人にのぼる。高ダム発電所は70兆5750億ドンの投資が必要とされているが、低ダムの場合に比べると26兆ドン多くかかる計算である。

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