メコン河開発メールサービス4月5日
日本のJICAが協力しているラオスのナムニアップダムの調査が動き出しました。
以下は、ラオス国営通信KPLのニュースです。
ビエンチャン、カオサンパテトラオ(KPL)
2001年3月27日
工業手工芸省はJICAの支援を受けて2001年3月初めにナムニアップ第1水力発電プロジェクトの実施可能性調査(第2フェーズ)を開始した。
第2フェーズの調査は、1998年7月から2000年2月にかけてJICAが環境影響調査に中心をおいて実施した第1フェーズの調査結果に基づいて行なわれる。
第2フェーズの調査は、第1フェーズで推奨された最適開発計画の改善水力発電プラン(高さ157メートル、240メガワット)に基づいて発電するための、民間資金イニシアティブ(PFI)を2つの段階で作り上げることが目的である。
2つの段階とは「詳細調査段階」と「実施可能性調査レベル設計段階」で、2002年10月に終わる予定だ。提案されているダムサイトは、ナムニアップ川がメコン河と合流したパクサンから60キロ上流の中流域である。
調査期間中、工業手工芸省とJICAによって3回ワークショップが計画されている。最初のワークショップはインセプションレポートに関するもので、2001年6月後半にビエンチャンにおいて、2日間にわたって100人以上が参加してナショナルレベルで開催する。2回目のワークショップはインテリムレポートに関するもので、2002年2月半ばにボーリカムサイ県のパクサンで開催し、最終第3回ワークショップは、ドラフト最終レポートについてで、やはりビエンチャンで開催予定である。
側面のコンサルテーションについては、それぞれの段階でビエンチャンとパクサンでワークショップが行なわれたあとに、水没予定地やナムニアップ川のダムか流域の村が位置する地方政府を通じて工業手工芸省が行なう。