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ビルマ発電所改修>ODAにスーチー女史が難色

メコン河開発メールサービス 2001年8月19日


ビルマのバルーチャン第2水力発電所改修への日本のODA供与をめぐる問題の続報です。

日経ニュースによりますと、本件についてアウン・サン・スーチー女史は、民主化に向けた政治対話の流れの中でタイミングが悪いという見解を示したようです。

ただ、メコン・ウォッチとしましては、ビルマの平和と民主化には、少数民族グループの参加が不可欠だと考えています。発電所があるカレニー州の少数民族グループ(KNPP)は依然としてこの改修プロジェクトには反対しています。また、改修工事に伴う強制労働の懸念がある中で、35億円ものお金を、単なる政治の道具に使うことには賛成できないというのが、私たちの考え方です。

以下、18日の日経ネットのニュースです。


小和田国問研理事長、スー・チーさんと会談

日経ネット 2001年8月18日

【バンコク17日=野間潔】小和田恒・日本国際問題研究所理事長は17日、ミャンマーの首都ヤンゴンで、事実上の自宅軟禁状態にある民主化指導者アウン・サン・スー・チー国民民主連盟(NLD)書記長と会談した。津守滋・在ミャンマー日本大使と外務省幹部が同席した。

約1時間半の会談で日本側は支援を予定しているミャンマーのバルーチャン水力発電所の修復にスー・チー書記長の支持を求めた。また軍事政権とスー・チー書記長との間で進む予備対話の進ちょく状況に関する説明を受けたと見られる。

NLDや日本政府筋によると、スー・チー書記長はNLDと軍政側が民主化を巡る予備対話を続けている時期だけに、約35億円程度とされるバルーチャン水力発電所修復への支援はタイミングが悪いとして難色を示した模様。約9カ月を経た予備対話進展に関してはまだ完全に満足な状況には達していないと説明したという。

小和田理事長は16日に軍政最高幹部のひとりキン・ニュン国家平和発展評議会(SPDC)第一書記とも会談した。

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