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本流ダム>小湾ダムで北京専門家会議

メコン河開発メールサービス 2001年9月24日


下流への影響調査や、下流国との調整がほとんどないまま、メコン河上流部では川底を浚渫する工事と共に、メコン河本流(中国語名『瀾滄江』)のダム開発が進められています。中国国内のメコン本流ダムとしては、すでにマンワンダム(1500MW)が完成し、ダーチャオシャンダム(1350MW)も建設が進められています。

これに加えて、今年中にも着工が計画されているのがシャオワン(小湾)ダムです。今までの2つのダムに比べるとはるかに大規模で、発電能力が4200MW、水没面積が約370平方キロメートル、そしてダムの高さが292メートルと、世界最大級の高さを持ったダムになる予定です。数万人の山岳少数民族が強制立ち退きを迫られます。

かつて日本政府に円借款の要請がありましたが、メコン河本流開発は、メコン河委員会で調整するべきだという方針から、円借款を出さなかったという経緯があります。

以下、中国雲南省のYunnan Dailyの最近の記事です。


小湾ダムプロジェクトの実施可能性調査会議、北京で開催

Yunnan Daily、2001年9月23日

雲南省を流れるメコン河(瀾滄江)に計画している小湾ダムプロジェクトに関して、中国国際技師コンサルタント会社は現在北京で実施可能性調査についての会議を開いている。

国家計画委員会、国家経済貿易委員会、それに国家電力会社の専門家や政府役人150人が会議に参加している。そして27人の中国を代表する水文学者がパネル(委員会)を構成し、9月20日以来、関連する文書や情報をレビューしたり議論したりしている。

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