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中国本流ダム>功果橋ダムの開発着手
メコン河開発メールニュース 2003年7月29日

漫湾ダム、大朝山ダム、小湾ダム、それに景洪ダム・・・。メコン河上流の中国瀾滄江本流ダム建設は、下流への影響等全く考えることなく、留まるところを知りません。今度は小湾ダムの上流に新たな功果橋ダムの開発に着手したというニュースです。

以下、雲南省の新聞報道を、メコン・ウォッチの大澤香織が翻訳しました。

大理、45億の投資により発電所を建設

2003年7月26日 春城晩報

昨日、大理ペー族自治州と広州東送電力開発有限会社の契約式において、後者の45億元の投資によって瀾滄江上の功果橋(Gongguoqiao)水力発電所が共同開発されることが決定した。この事業は、これまでで最大の大理における投資事業となる。

功果橋(Gongguoqiao)水力発電所の総発電量は75万kW、総投資は約45億元と見積もられている。大理地方政府と広州東送電力会社は、後者が発電所の所有権、経営権及び財産収益分配権を所有し、経営期限は70年、満期の後には関連規定に則って延期手続きを行うことを約束した。

当水力発電所は小湾ダムの上流に位置し、案件審査の後、2006年1月から発電所建設工事を始め、2008年には工事を完成、発電を開始する予定である。この事業は“西電東送”事業の一環であり、将来的には南方の電力網と繋がり、珠江デルタに向けて電力を供給する。このほか当該事業が正式に操業を開始すれば、毎年現地に10.8億元もの生産額を生み出し、6000万元の財政収入に“貢献”、併せて500の職場を提供することが出来る。また、次なる段階として大理による投資が継続されれば、瀾滄江上に位置する総発電量220kWの苗尾(Miaowei)水力発電所が開発される。

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