ホーム > 資料・出版物 > メールニュース > 大メコン圏 > 今月雲南で閣僚会議
1992年以来毎年開催されているアジア開発銀行(ADB)の大メコン圏地域経済協力(GMS)閣僚会議が、今年は中国の雲南省で今月19日に開催されます。
以下、開催国中国の新華社通信の報道です。
2003年8月15日(金)
新華社
9月に中国南西部の雲南省で開催される第12回大メコン圏(GMS)閣僚会議では、GMSに観光ビザや経済特区の創設が主要なテーマとなる見込みである。
アジア開発銀行(ADB)中国事務所によれば、会議には、カンボジア、中国、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、タイ、それにベトナムの閣僚が出席する。
一連の会合には、9月17日のGMS高官会議、18日の開発パートナー会議、それに19日の閣僚会議が含まれている。
各国の代表者たちは、中心的なGMS構想の進捗状況をレビューし、2002年11月にカンボジアのプノンペンで開催された第1回GMS首脳会談で出された提案について議論する。
2500万人がそこで生活を営み、西ヨーロッパと同じ広さを持つメコン圏は、今後数年で躍動的な成長地域になることが予想される、専門家はそう予言する。ADBの協力のもと、この地域の6か国は1992年に経済協力プログラムを開始した。
最初の10年間、このプログラムは、貿易・投資・観光の拡大、それに人材育成や環境管理を含む他の協力形態の堅固な礎を作り上げた。