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ベトナム電力>民間資金で次々ダム建設
メコン河開発メールニュース 2003年12月23日

ベトナムは次々と国内資金・民間資金を動員してダム開発を進めています。

強制的な住民の大量立ち退き、乾季の水不足による非効率的さ・・・。ダムを推進するベトナム電力公社は、セサン川やホアビンダムの教訓をどこまで生かそうとしているのか大いに疑問があります。

これだけ自己資金でダムを作る資金動員力があるベトナムに、日本は来年700億円を超える円借款の供与を宣言し、ODAを通じた大規模インフラ支援を強化すると言っています。そんな必要がどこまであるのでしょうか・・・。

銀行団が水力発電への7億ドルの融資を表明

ベトナム・ニュース

2003年9月20日

ベトナム国内外の7つの銀行が、水力発電所開発のためにベトナム電力公社に対して7億ドルを供与することを表明した。

この意思表明は、木曜日(9月19日)の夕方にハノイで署名された。発電公社のDao Van Hung総裁は、15年償還の融資は、6つの水力発電所の建設と装備に使われることになると述べた。新しい発電所は、ベトナム発電公社が更に1600メガワット分の電力を増設し、2010年までの電力需要の伸びの15パーセントを満たすのに貢献するだろうと述べた。

最大の投資は中央高地(タイ・グエン地方)のBuon Kuop発電所(300メガワット)に対する2億4000万ドルで、北部トゥエンクアン省のトゥエンクアン発電所(342メガワット)の1億2000万ドルがそれに続く。中部クアンナム省のA Vuong発電所(210メガワット)に1億1000万ドル、中部のゲアン省のBan La発電所(300メガワット)に1億ドル、それぞれ費やされるとHung総裁は述べた。

ベトナム国内の商業銀行は、すでにバリア・ブンタウ省のプーミー・ガス発電所の建設と、北部クアンニン省のUong Bi石炭火力発電所拡張に5億ドルを企業に貸し付けてきた。

Hung総裁は、2010年までにベトナムは時間あたり880億〜930億キロワット(*原文まま)の発電能力を備える必要があり、そのためには200億ドルの投資資金が必要とされる、と述べた。融資を行っている国内銀行は、ベトナム工業商業銀行、

ベトナム外国貿易銀行、ベトナム当市開発銀行、それにベトナム農業農村開発銀行である。また、海外の銀行としては、アメリカのCitigroup銀行、フランスのBNP Parisbas銀行、それにオランダのABN Amro銀行で、約束された融資額は3億2000万ドルに上る。

*これは880億〜930億キロワット時の誤りと思われる(松本)。

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