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ラオス・ナムトゥン2ダム>10億ドルの民間銀行融資固まる 

ラオスのナムトゥン2ダムは、世界銀行とアジア開発銀行の支援を受けて、それ までの慎重な対応はすっかり陰をひそめ、ひたすら建設に向けて邁進中です。 国際開発金融機関の支援を背景に、民間銀行の融資がほぼ固まったようです。現 金経済という点では東南アジアで最も経済規模の小さい最貧国であるラオスに、 市場金利とともに10億ドルもの民間銀行からの借金が入り込むことになります。 以下は、世界銀行が配信しているプレスレビューの翻訳です。

ラオスはダムプロジェクトのために10億ドルの融資を確保  世界銀行プレスレビュー

2005年5月4日

ロイター通信とフランスAFP通信によると、国際的な銀行9行とタイの銀行7行 が、論議を呼んでいるラオスのナムトゥン2ダム建設のために合わせて10億ドル を融資する協定に調印したと、水曜日(4日)にプロジェクト実施者側が語った ということだ。

融資はタイの通貨バーツ建てとアメリカドル建てが半々で、主にタイに電気を供 給する1070メガワットのナムトゥン2水力発電プロジェクト建設の資金に使われ ることになると、ナムトゥン2電力会社(NTPC社)が声明の中で述べている。

このダムは、環境・社会面での反対によって大幅に計画が遅れている。世界銀行 とアジア開発銀行からの政治リスク保証と融資が決まったことで、民間資金に道 が開けた。

この取引は、東南アジアの貧困国であるラオスにとっては最大の外国投資であり、 1997〜8年のアジア経済危機以降、アジアにおいて国際的に資金調達された最大 規模の独立電力事業プロジェクト(IPP)である。

フランス電力公社が35パーセントを保有する合弁企業のNTPC社は、延 べで15億8000万ドルを確保したと発表した。この中には融資のほかに、1億3000 万ドルのボンド、4億5000万ドルの出資金が含まれている。 全体のうち12億5000万ドルが水 力発電事業の建設に使われ、残りは環境・社会面の保全活動に充てられるとNTPC 社は述べている。

活動家たちはインドシナで最大となるこのダムは小さなラオスという国に災禍を もたらし、数千人の人々を追い出し、ナムトゥン川の魚やナカイ高原に生息する 絶滅が危惧されるアジア象など野生生物の脅威となると主張している。

NTPC社は、プロジェクトは2009年の終わりには運転を開始する予定であり、商業 運転する25年間にラオスにおよそ20億ドルの収入をもたらすと述べている。この 額は、ラオスの2003年の国内総生産に匹敵する数字である。このお金は貧困削減 のために使われることになる。

国際的な商業銀行9行には、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)、 フランス最大手の金融機関のBNPパリバ、Calyon銀行(フランス)、Fortis銀行 (ベルギー)、ING銀行(オランダ)、フランス最大の民間銀行のSociete Generale、ロンドンに本社を置くStandard Chartered銀行が含まれる。また、バ ンコク銀行を含む7つのタイの商業銀行もNTPC社に長期融資を行っているが、 NTPC社は融資の詳細については明らかにしなかった。

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