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メコン河開発メールニュース2014年12月10日
ラオスの社会活動家ソムバット・ソムポーン氏の失踪から、この12月15日で丸2年になります。氏は青少年の開発教育に長年取り組み、その功績が認められ、アジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞を2005年に受賞した人物です。
失踪前の最後の足取りは、2012年12月15日夜の防犯カメラの映像です。帰宅途中に警察官に停車を命じられたようで、路肩に寄せた後、車から降りた氏が、別の車両で連れ去られる映像が残っています。(家族が入手した映像 http://youtu.be/bHGx3RVjn08)
警察官に呼び止められた直後に警察官の目の前で事件が起きており、氏が連れ去られてからすぐ、路肩に残されていた氏の車を警察関係者と思しき人物が移動していることなどから、ラオス政府が何らかの情報を持っていることが疑われます。
真相解明を求める要請が、たびたび欧米政府や各国NGOからラオス政府に対して出されていますが、ラオス政府は「捜査中」というだけで、それ以外の情報がこの2年間、何も出てきていません。
氏のこと、そして失踪事件のことを私たちが覚えている。覚えている間は捜査を求め続ける―その意思表示のため、氏の友人たちが開設したウェブサイトhttp://sombath.orgでは、以下の「写真キャンペーン」を展開しています。
日本はラオスにとって最大の援助国。その日本から、ラオスの人権問題への関心と、同事件の真相解明を望む声が上がることには意義があります。ぜひ、キャンペーンに参加してください。参加方法は以下になります。
ダウンロード用PDF
(A4サイズ)
--------- 「Where is Sombath?」 写真キャンペーン---------
メッセージ「Where is Sombath?」を掲げた写真をお寄せください。
※参考までに、これまでに世界各地から寄せられた写真はこちら。
http://sombath.org/global-concern/people-are-asking/
【写真サイズ】400KB以下、幅・高さはそれぞれ1600ピクセル以内
【ファイル形式】jpg
【宛先】event@mekongwatch.org
【メール件名】写真キャンペーン
【メール内容】本文に撮影場所(都市)を明記の上、写真を添付
【締め切り】2014年12月18日(木)
締め切り後になる場合は、ウェブサイトhttp://sombath.orgの以下宛先に直接お送りください。
sombathinfo@gmail.com
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(文責 メコン・ウォッチ)