ホーム > イベント >講演会など>【院内セミナー】メコン河流域開発の現状と未来 メコンと東アジアの市民ネットワークと日本の役割
※どなたでもご参加いただけます。
※15:30から参議院議員会館ロビーにて入館証を配布します。
※12月15日13:00〜17:00、関連イベントとして、国際シンポジウム「メコンの暮 らし、私たちの暮らし―河川開発のこれからを考える」を開催します。こちらも どうぞ。
チベット高原を源流に、中国西南部、ビルマ(ミャンマー)、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを貫流する国際河川メコン河の流域では、6千万人以上の人びとが、河川や森林に由来する自然資源に依存した生活を続けています。しかし、経済最優先の大規模開発によって自然は破壊され、地域社会の存続すら脅かされています。これを防ぐためには、自然資源管理を従来人びとが育んできた生活や知恵を基に、食糧供給や収入確保といった観点から再評価する必要があります。
この協議では、メコン河流域開発について、とくに本流に建設が予定されているサイヤブリダムを事例に、流域のNGOや住民代表がさまざまな課題を提示するとともに、グリーン・メコン・イニシアティブを中心に、日本政府の対メコン諸国援助政策についても議論します。両者の対話を通じて、メコン河流域開発において日本が果たすべき役割について検討を加えます。
*開催にあたっては三井物産環境基金の支援をいただいています。
・「グリーン・メコンに向けた10年」イニシアティブの現状について〜外務省
・メコン河流域開発の現状と課題〜メコン流域の各NGO・住民代表
・討議:メコン河流域開発の問題克服に向けて日本が果たす役割とは?