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第43回メコン談話室:援助は誰のものか〜ビルマにおける開発援助と暴力
次回メコン談話室では、メコン・ウォッチインターンで4月から大学院生となる渡部沙織さんに、ビルマやインドネシアのダム開発を事例として開発援助と暴力をテーマにお話しいただきます。ふるってご参加ください。
第43回メコン談話室>援助は誰のものか〜ビルマにおける開発援助と暴力
過去数十年間にわたって軍事政権が続くビルマ(ミャンマー)では、環境破壊や土地収用、強制労働など軍政が行う開発の負の側面に対して、住民が声をあげられないよう徹底的な人権侵害がおこなわれてきました。特に少数民族が多く居住する「辺境」地域において、軍政による住民への直接的暴力をともなう人権侵害は甚だしいものです。開発援助が行われる際、特に影響を被る現地住民が社会的マイノリティ・弱者である場合に、住民が更に周辺化・困窮化させられる事態が起きてしまうことがあります。なぜ「開発」、「援助」と呼ばれるプロジェクトが、暴力や被害を生みだしてしまうのでしょうか。
今回のメコン談話室では、ビルマ、インドネシアにおける少数民族居住地域での大規模水力発電ダム開発と現地住民被害の問題をテーマに卒業論文を執筆した渡部沙織さんを話し手に、みなさまと一緒に議論したいと思います。
- 話し手
- 渡部沙織
(メコン・ウォッチインターン、4月から上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科博士前期課程)
- 日時
- 2008年4月1日(火)18:30〜
- 場所
- メコン・ウォッチ事務所(JR御徒町駅と上野駅よりそれぞれ徒歩5分)
台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F(1Fがローソン)(地図)
※会場の場所が少々わかりにくくなっております。地図をよくご確認の上お越 しください。
- 資料代
- 500円(メコン・ウォッチ会員の方は無料)
- 参加申込
- 資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。お申込みの際 には、お名前、ご所属、緊急連絡先、メコン・ウォッチ会員の方はその旨もお伝えください。定員25名(先着順)。定員を超えた場合には、こちらからお
断りの連絡をさせていただきます。
- 申し込み・問い合わせ
- (特活)メコン・ウォッチ(担当:杉田)
Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039
E-mail: event@mekongwatch.org
Website: http://www.mekongwatch.org
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- メコン談話室とは
- メコン・ウォッチでは、1〜2か月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、 環境、援助などについて学びあう「メコン談話室」を開催しています。談話室ではメコン・ウォッチスタッフによる報告だけでなく、メコン河流域で活動・研究をされているゲストもお招きしお話を伺っています。初めていらっしゃる
方や学生さんにもわかりやすく、自由に語り合える内容です。また、メコン・ウォッチの活動に関心がある方の参加も歓迎しています。