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ラオス>著名な社会活動家誘拐される(4) 

メコン河開発メールニュース2013年7月3日

ラオスの著名な社会活動家ソムバット・ソムポーン氏が、車で帰宅途中に何者かに誘拐されてから、すでに半年以上が経過しました。家族や友人たちの懸命な努力にもかかわらず、氏の所在・安否はおろか、事件の詳細すら未解明です。氏の帰還を願って立ち上げたウェブサイト(http://sombath.org/)は、事件発生からの時をきざみ続けています。

7月3日(水曜日)夜には、バンコク市内の外国人記者クラブで、ソムバット氏の件をはじめ、環境や人権の保護を求めて草の根のレベルで活動する人びとが直面する脅迫、誘拐、暗殺といったリスクについて、急速に進行する地域統合を背景として、メコン圏流域の課題として話し合うパネル討論が開催されます。

 

パネル討論「異議申立てのリスク(The Hazards of Dissent)」
日時:2013年7月3日(水曜日)20時00分開始
場所:タイ外国人記者クラブ(FCCT)(BTS鉄道チットロム駅下車すぐhttp://fccthai.com/location.html
連絡先:FCCT、電話:66-2-652-0580、電子メール:info@fccthai.com

 

【パネリスト】
Srisuwan Janya氏:タイの著名な環境弁護士。2009年、東部ラヨン県マプタプット地区で、石油化学コンビナートの拡張計画に対して中止を命ずる行政裁判所の判決を勝ち取った。

Angkhana Neelapaijit氏:夫であるSomchai Neelapaijit弁護士が、タイ南部で人権擁護活動に関わり、2004年3月、失踪。以降、強制失踪に対して警鐘を鳴らす活動を継続し、5月には、東京でも講演した。

Shalmali Guttal氏:市民団体Focus on the Global Southの上級調査員。1991年以来、ラオスなどメコン河流域諸国で、土地や水をはじめとする、住民の自然資源へのアクセス権に関する調査や活動を続けている。

 

【ソムバット・ソムポーン氏誘拐・失踪事件とは?】
アジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞の受賞者でもあり、ラオスにおいて貧困削減や次世代の教育に多大な貢献をしてきたソムバット氏は、2012年12月15日、ビエンチャンで帰宅途中に消息を断った。路上の監視カメラに記録された映像によると、ソムバット氏は警察官に停車を命じられて車を降りた直後に、別の車に乗せられ連れ去られている。

 

パネル討論会の様子は、ラオス>著名な社会活動家誘拐される(5)で報告しています。

(文責 メコン・ウォッチ)

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