ホーム > 資料・出版物 > メールニュース > 【ナムトゥン2ダム・キャンペーン】第9号 谷垣財務大臣に皆さんの声を伝えてください!
日本が多額の出資をしている世界銀行やアジア開発銀行が、ラオスのナムトゥン2ダム計画にゴーサインを出さないため、多くの方々の真摯な懸念を、是非とも日本政府で担当する財務大臣に届けて下さい。
2月中旬に東京・京都・大阪で開催されたナムトゥン2ダムに関する連続セミナー にご参加いただいた多くの方々や、キャンペーンのウェブサイトをご覧になった 方々から、「ナムトゥン2ダムによってラオスの人々の生活が破壊されないため に、自分にできることはないか」というご質問をいただきました。
このダム計画の命運を握っているのは、日本が第二の出資国となっている世界銀行です。日本の市民としてできることの一つは、日本政府の中で世界銀行やアジア開発銀行を担当している財務省のトップ、谷垣財務大臣にこのプロジェクトに 対する懸念を伝えることです。
メコン・ウォッチのセミナーやウェブサイト、メールニュースなどを通じて、ナ ムトゥン2ダム計画の問題について知り、このプロジェクトに日本が多大な出資 を行っている世界銀行やADBが支援すべきでないと考えられた方は、谷垣財務大 臣に、皆さんが感じたプロジェクトの問題や懸念を伝えて下さい。
ナムトゥン2ダム計画への世界銀行やADBの支援の是非を判断する前に、もっと 情報が必要だと感じられた方は、お気軽にお問い合わせ下さい。出張講演も行っております。
メコン・ウォッチのウェブサイトやセミナー、その他このプロジェクトに関する情報を通じて、皆さんが問題だと感じた点や世界銀行とADBの融資に対する反対の声を手紙、メール、またはファックスで、谷垣財務大臣に伝えてください。宛て先は下記の通りです。
<宛て先>
谷垣 禎一 財務大臣
住所: 〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1
E-mail: office@tanigaki-s.net
FAX : 03-3597-0895
現在、ラオス政府とNTPCは環境社会配慮(セーフガード)のための文書を作成しています。間もなくこれらの文書が完成すると、世界銀行やアジア開発銀行(ADB)は、この巨大ダム建設への融資を具体的に検討する審査プロセスに入ります。来年初めまでの融資承認を目指しているようです。
ナムトゥン2ダムが地域住民の生活やそれを支える生態系に及ぼす影響に懸念を抱いてきた私たちメコン・ウォッチは、世界銀行とADBに巨額の資金を提供している日本の市民社会に向けて、この事業の概要や懸念される問題について情報を共有し、公的国際金融機関の融資を阻止するべく、このキャンペーンを始めました。随時新しい情報をお伝えしていきます。
http://www.mekongwatch.org/env/laos/nt2/index.html#SEC1
現在、以下のペーパーが日本語で読めます。
この件に関するご質問やご要望などは下記までお気軽にお問い合わせ下さい。
(特活)メコン・ウォッチ 松本・東
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2階
電話 03-3832-5034 ファックス 03-3832-5039
Eメール info@mekongwatch.org