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原発輸出>日本政府への抗議文送付、その後の顛末1

メコン河開発メールニュース2012年6月13日

5月28日のメコン開発メールニュースで、古文書研究を行うハンノム研究院のスタッフで、ベトナムの古典音楽史研究者として著名なグエン・スアン・ジエン氏が、人気のある自身のブログに日本政府向けに原発輸出を批判する文書を掲載し、脅しにも屈せず、それを日本政府に郵送したという情報をお伝えしました。

その後、ジエン氏は6月1日、ハノイ市情報メディア局に呼び出しを受けました。そこには、80歳を超える年齢でありながら、個人的に汚職追放に取り組んでいる元教師の女性、レ・ヒエン・ドゥック氏とハ・フイ・ソン弁護士が同行したそうです。ソン弁護士は書類不備を理由にすぐに部屋から追い出されたといいます。ドゥック氏は部屋に入れるよう抗議した際、ガラスのドアを蹴って怪我をしましたが、夜中の3時まで手当を受けられなかったといいます。ジエン氏は午後5時ごろ解放されました。

非常に奇妙なことですが、以下も含めどの報道も、なぜジエン氏がこのタイミングで情報局から呼び出しを受けたのか明らかにしていません。一部では、ジエン氏らが取り組んでいた土地問題が理由、とされているようですが、それは数か月前のことだそうです。前回お伝えした通り、ジエン氏のブログの記載によると、彼の事務所を訪れて乱暴を働いた人物たちは、はっきりと日本政府向け署名のブログ記事の削除をもとめています。

その後、RFIベトナム語放送は、ジエン氏が情報局の監査に対し、不服を申し立てたことを報道しています。以下、匿名の翻訳者の協力でベトナム語記事を翻訳した内容をお伝えします。

原文はこちらです。
http://www.viet.rfi.fr/viet-nam/20120606-tien-si-nguyen-xuan-dien-khieu-nai-viec-bi-thanh-tra
(RFIベトナム語放送)

 

また、メコン・ウォッチではベトナムの原発輸出に関して、下記のページにまとめております。併せてご覧ください。
>>  ベトナムの原発開発計画と日本の原発輸出

***
グエン・スアン・ジエン博士、監査を受けたことに不服申し立て
トゥイ・ミー
2012年6月6日 RFIベトナム語放送

昨日2012年6月5日、xuandienhannom.blogspot.comのブログページの主であるグエン・スアン・ジエン博士は、ハノイ情報メディア局に不服申立書を送付した。博士によると同局での監査に「法律を遵守しない」の行為があったためだ。

グエン・スアン・ジエン博士の不服申立書は、2010年の監査法を引用して、同法による監査実施の決定の条件のひとつとして「法律違反の証拠が発見されたとき」と規定されているが、ハノイ情報メディア局による監査決定には彼がどのような違反をしたかは記されていない。

同時に監査時にはハノイ市公安幹部2名が同席したが、彼らは監査実施機関に属していないため、07/2012号政府議定に合致しない。

さらに上述の不服申立書では、監査中にその監査の目的の核心には触れず、強圧的な態度で、監査を受ける側は文書で内容の通告を受けることもないため説明ができなかった。グエン・スアン・ジエン博士は、監査の状況を本人の同意なくビデオと写真で撮影されたこと、そしてあたかも刑事事件で告発されたかのような扱いを受けたことにも不服を申し立てている。

グエン・スアン・ジエン博士は情報メディア局に対して、上述の法律を遵守していない監査決定を破棄するように要求し、同局に出向いて監査を受けることを拒否している。また同氏は説明が求められる問題を事前に文書で通告し、弁護士と証人の同席と援助を認めるようにと求めている。

本日6月6日のジエン博士への電話インタビューによると、明日(訳注:6月7日)ハノイ情報メディア局が同氏の自宅に人を派遣し、監査を続けるとのことである。

昨日VTVベトナム中央テレビは、ジエン氏に同行して情報メディア局に行ったレ・ヒエン・ドゥック氏を批判するルポを放映した。ベトナム共産党のホームページも、混乱を引き起こした対象者たちを処分するために公安が証拠を集めているという記事を掲載している。

グエン・スアン・ジエン博士のブログは有名で、アクセス数も非常に多い。昨年の東海(訳注:日本名は南シナ海)における中国の攻撃的態度に反対するデモでは、氏のブログが状況をリアルタイムで詳しく報道した。また最近のティエン・ランおよびヴァン・ザンの土地強制収用事件では、グエン・スアン・ジエンのブログが多くの意見や声明を載せ、大勢の署名を集めていた。

6月1日にグエン・スアン・ジエン博士はハノイ情報メディア局に氏の個人ブログに関することで呼び出され、監査決定の通告を受けた。同日、ブログはアクセスできない状態になったまま現在に至っている。

5月18日には、自称傷病兵の見知らぬ一団が故意にグエン・スアン・ジエン博士の職場であるハンノム研究所に押し入り、氏のブログから記事を削除するように脅迫するという事件も起こっている。

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