ホーム > 現地での活動 >メコン河流域における住民間の経験共有による生態系劣化防止活動
■事業の目的
メコン河流域で、ダム建設による生態系・地域社会への影響について知見のある住民の経験を、今後ダム建設が予定されている地域に映像を通じて伝えその認識を深め、地域住民が主体となる生態系保全に寄与することを目指します。
この映像は、自然と地域の生業に対するダム建設の影響に関する情報を、メコン河流域で暮らす人々の間で共有すること目的に制作されました。ダムを見たこともない人が、自分たちが日常利用している川がせき止められると、どのような環境変化が起きるのかを想像するのはとても難しいことです。そこで私たちは、人々の河川利用を紹介するとともに、パクムンダムが建設されたタイのムン川で暮らす人々の声を集め、映像にまとめました。この映像をみることで、ダムができた際、身の回りの自然や生活がどう変わるのか、少しでも事前に知っていただければと考えています。そのことによって、地域の人々が開発事業の様々な側面を知り、事前に正負の影響を慎重に考慮し、それぞれの地域にふさわしい環境と生活を選びとっていける手助けになるよう願っています(英語字幕版)。
脚本(タイ語):Luntharimar Longcharoen
日本語原案:木口由香
英語字幕作成:草部志のぶ,鬼塚円クリスティーヌチェイス
撮影:木口由香
編集:木口由香
ナレーション(タイ語):Chainant Santivasa
制作: メコン・ウォッチ
*この事業は、地球環境日本基金の支援によって実施されました。