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セサン3水力発電事業

プロジェクト名
セサン3水力発電事業
プロジェクト所在地
セサン川、ヤリ滝ダムから約15キロ下流のベトナム ジャライ省
調査・実施主体
ベトナム電力公社(EVN)
事業費
約2億5,100万ドル
資金供与先:ロシア政府 建設資金1億ドルを提供
ノルウェー企業、スウェーデン企業が実施可能性調査報告書を作成
状況
1999年7月 アジア開発銀行(ADB)がダム建設への技術支援(贈与)を決定
2000年4月 ADB資金提供により、Worley ETL社が環境影響評価(EIA)を実施、報告書が完成するも公表されず
2000年10月 ベトナム政府の融資辞退を受け、ADBが本事業から撤退
2002年 ロシア政府から援助を受け、ダム建設開始
2003年 Worley ETL社のEIA報告書がリークされる
2005年 ダム建設完了
2006年 タービン運転開始
現在 操業中
セサン3ダムとは
1993年に建設が開始されたヤリ滝ダムによる被害が次々と出ているにも関わらず、ベトナム政府とアジア開発銀行(ADB)はセサン3ダムの計画を推し進め、1997年7月、ADBが260メガワット(MW)の発電能力を持つセサン3ダムの建設へ技術支援の贈与を行うことを決定しました。
環境影響評価(EIA)は、ADBの資金提供によりオーストラリアのコンサルタント会社であるWorley ETL社が実施し、2000年4月に報告書案が作成されました。しかし、ベトナム政府がこれを拒絶したため最終版は作成されず、EIA報告書案も極秘文書とされ公開されませんでした。
初期調査の結果、ADBはさらなる環境社会影響調査が必要であると考え、建設への融資決定を延期していたところ、2000年10月に、ベトナム政府はADBの融資を辞退しました。
その後、より環境配慮の弱い資金源であるロシア政府の資金援助が決定され、ノルウェー企業とスウェーデン企業が実施可能性調査報告書を作成し、2002年に建設が開始されました。
2003年5月にWorley ETL社が作成したEIA報告書案が外部にリークされ、内容が外部に知れることとなりました。このEIAはベトナムでのみ行われ、カンボジアでの調査は行われませんでしたが、ヤリ滝ダムとセサン3ダムに関するそれまでの調査を参照し、セサン3ダム計画は下流域に住む人々への影響を軽視または無視していると激しく批判し、セサン3ダム運用方法の変更やヤリ滝ダムによるベトナムやカンボジア住民への被害調査、および影響住民への補償を勧告していたのです。
しかし、その後もセサン3ダムの建設は進められ、2006年に操業を開始しました。ヤリ滝ダムの問題軽減やカンボジア流域の住民に対する補償支払いはいまだ行われていません。

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