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社会活動家失踪事件


概要
アジアのノーベル賞と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞したラオスの著名な社会活動家、ソムバット・ソムポーン氏は、2012年12月から行方不明となっている。最後に彼の姿を目撃していたのは、路上の防犯カメラ。映像には、警察官に停車を命じられ車を路肩に寄せ降りたあと、別の車両で連れ去られる姿が映っている。ラオス政府が何らかの情報を持っている可能性が高く、欧米政府やNGOから真相究明が要請されている。
ソムバット・ソムポーン氏
ソムバット・ソムポーン氏は、1952年、ラオス中部の農村に生まれた。ハワイ大学に留学し、教育学士号(1974年)、農学修士号(1978年)を取得している。彼がハワイで教育を受けていた頃、ラオスは激動の時代にあった。左派パテート・ラーオとラオス王国政府による内戦は、冷戦中の大国からの支援を受けた代理戦争に発展していた。1975年、内戦が終結し、社会主義国家が成立したが、この時、迫害を恐れた多くの知識人が難民として海外に亡命した。また、反体制分子として再教育キャンプに送られた知識人も少なくなかった。
こうした状況で、ソムバット氏には、他の多くのラオス人留学生と同じように、アメリカに留まり、亡命するという選択肢もあったが、彼は祖国の再建に貢献したいという想いから、ラオスに戻り、農業普及活動などに従事した。 1996年には、「参加型開発トレーニングセンター(PADETC)」を設立し、開発教育に携わってきた。こうした功績が評価され、2005年にはアジアのノーベル賞とも呼ばれるラモン・マグサイサイ賞を受賞した。しかし、このニュースはラオス国内では報じられなかったという。
誘拐事件の経緯
ソムバット氏の誘拐事件は、2012年12月15日に起こった。夕食を終え、自分のジープを運転し帰宅する途中に行方不明になった。2日後の12月17日に、家族が防犯カメラの映像を入手した。そこには、警官に車を停められ、ソムバット氏が車から降りた後、何者かがソムバット氏の車に乗り込み発進し、ソムバット氏が別の車で連れ去られる様子が映されていた。(防犯カメラの映像はこちらhttp://sombath.org/video/)
一連の事件は全て警察官の目の前で起きている。12月19日、ラオス政府は国営通信で声明を発表し、(1)ソムバット氏が何者かに誘拐された可能性があること、(2)ビジネスなど個人的なトラブルが原因である可能性が高いこと、(3)犯人についての情報はなく、当局としては調査中であること、を伝えた。事件の現場近くの道路には、複数の防犯カメラが設置されているが、現在までソムバット氏や彼のジープの行方は分かっていない。

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